ユーザー事例

株式会社 I-House

株式会社 I-House 様

東京都港区

物件紹介メディア「mitaina(ミタイナ)」では、安心計画の3つのサービス(ウォークインホーム・プラス、共有計画、V-Ray)をご利用いただいています。それぞれの製品を使って感じたメリットやお客様からの声について、代表取締役社長の石黒様にお話を伺いました。

徹底したお客様目線で運営する不動産メディア「mitaina」
他社との差別化を「ウォークインホーム・プラス」で実現

東京都内の高級中古マンション・リノベーションマンションを扱う株式会社 I-House 様。
物件の魅力を最大限に引き出すことにこだわったメディアを運営し、物件を売る人・住む人の両方に寄り添う細やかなサービスで、お客様から人気を集めています。

物件の魅力を余すところなく伝えたい!そんな想いからスタートした「mitaina」

――まず、御社の事業概要についてお聞かせください。
当社は不動産の紹介メディアを運営する会社です。港区・渋谷区・千代田区エリアの7千万円以上の物件を扱っています。ほとんどが一般媒介ですが、すべての物件に対して当社のスタッフが写真撮影をし、独自の紹介記事を作っています。

――御社のサイトはひとつひとつの物件の情報量がすごく充実していますね。
はい。実は不動産の紹介サイトを作るときは、物件数を多く掲載すべきという発想になりがちです。でもそれだと情報が画一的になってしまって、他のサイトとの差別化ができません。ですから、当社はそれとは真逆の方法で、特定のユーザー層に対してしっかりと情報量の多いコンテンツを届けられるサイトを作りたいと思いました。

――物件を個別に紹介するサイトを作ろうと思ったきっかけは何だったのですか。
「物件の魅力を伝えきるサイトが少ないな」と思ったのがきっかけですね。大手サイトは不動産会社の側が使いやすい方法で作られている場合が多く、顧客目線のものは少ないと感じています。ですから、物件の良さを隅々まで伝えきるサイトを作りたいと思って、2019年の12月頃にサイトを立ち上げました。ニッチではありますが、マーケットはあると思っています。

「mitaina」Webサイトはこちら

「共有計画」の室内VRは女性ユーザーに人気の機能

――御社メディアのどういう部分に安心計画のサービスをお使いいただいていますか。
 
共有計画」を使って、VRで室内を360°見回せるようにしています。お部屋の中の細かいところまで見られるのはもちろん、洗面台の中をクリックすると、扉を開けたときの写真が見れたりするのもすごく便利だと感じています。他社と遜色のないサイトを作っていきたいので、「共有計画」はマストアイテムだと思いますね。

――VRで紹介している物件と、そうでない物件では閲覧数や反響率に差はありますか。
 
閲覧数自体に大きな差はありませんが、購入意欲の高いお客様からは非常に好評です。新しいマンションを購入してより自分らしい生活をしていくうえで、「ウォークインホーム・プラス」で作成したCGイメージは、とても参考になるというお声を多数いただいております。
また法人・個人問わず、「ウォークインホーム・プラス」のCGに対して高い評価をいただく事が多く、媒介案件として弊社が物件をお預かりする際の大きな武器になっています。実際に売主様から『家具を置かなくても、こんな素敵なCGを作ってもらえるのであれば、是非御社に媒介を依頼したい』といった声もいただきます。
 

――サイトを見たお客様の反応はいかがですか。
 
やはり「見やすい」というお声をいただくことが多いですね。特に女性のお客様からの評判が良いです。
他社のサイトだと、室内の限られた一部の写真しか掲載されていない場合も多いですが、お客様が気に入った物件をもう一度見たいと思ったときは、このVRなら全ての部屋を隅々まで再確認できるので便利です。VRは重要な情報として認識いただいていると思いますね。

「ウォークインホーム・プラス」と「V-Ray」でCGを使ったコーディネート提案が可能に

――安心計画の「ウォークインホーム・プラス」は、どのような場面で使われていますか。
 
オーナー様からお預かりした物件は、写真撮影ができない場合があります。そんなときは「ウォークインホーム・プラス」と拡張ツールの「V-Ray」を組み合わせて、実際の写真とCGを使い分けながらご紹介しています。「V-Ray」のレンダリングが素晴らしいので、お客様の中にはCGを写真と勘違いされる方もいらっしゃるくらいです。

――非常にきれいに作っていて、実写と区別がつかないですね。
 
ありがとうございます。当社のスタッフはCADソフトを使ったことがなかったので、安心計画さんの研修で技術を身につけました。
基本的には、「ウォークインホーム・プラス」に最初から入っている家具のデータを使って、写真が撮れないお部屋の情報を補完するために使っています。他には、提携先の家具メーカーさんからデータをもらって、その会社の家具をお部屋に置いた状態をCGで作成し、お客様に提案する場合もあります。

――家具が入ることで、より現実的なお部屋のイメージを訴求できますよね。
 
はい。不動産のマーケット全体でみると、築古のマンションは今後増えていきます。ですから、リノベーション後のイメージを見せたり、家具を置いたときの様子を見せたりすることは、これからますます重要性が高まると思います。
作るだけならどこの会社でもできますが、それをいかに質が高く、スピーディーに作るかが大事です。「V-Ray」から出力したCG画像は「共有計画」にもVR画像としてセットできます。「ウォークインホーム・プラス」や「V-Ray」「共有計画」をうまく使いこなして、よりサイトを充実させていきたいですね。
  • 「ウォークインホーム・プラス」とV-Rayで作成したCG(コーディネート提案例①)
  • 「ウォークインホーム・プラス」とV-Rayで作成したCG(コーディネート提案例②)

物件の魅力を知るオーナー様に寄り添い、お部屋の良さを正しく伝えたい

――「mitaina」で物件が売れたオーナー様の反応はいかがですか。
「きれいに見せてくれて嬉しい」というお声をいただくことが多いですね。お部屋の魅力を様々な角度から伝えているので、これなら売れそうだと感じてくださるようです。
最終的には、不動産の売り方ってどこも一緒です。広告を出して内見してもらい、気に入ったらご購入に至ります。その中でもオーナー様の満足度を高めるためには、安心計画のサービスがとても強力な武器になると思います。

――CGを作る際にも、オーナー様へのヒアリングをされていますか。
それはかなりしっかりやっています。やはりお部屋の魅力を一番知っているのはオーナー様ですから、高く売れて欲しいという思いがありつつも、それ以上に「こういう風に見せて欲しい」という思いもあります。
例えば、「この部屋を寝室として紹介して欲しい」など、お部屋の良さを一番わかっているからこそ言えることがあるんです。オーナー様のおすすめのポイントで物件が売れたときは、とても喜んでいただけますよ。

――間取りを変えたプランをCGで制作されることはありますか。
あります。リノベーションしたらこうなる、というイメージも作ります。例えば、6.3帖+6.6帖+ウォークインクローゼットの2LDK物件を、お子様の成長に合わせて3LDKにするパターンなどです。
3LDKにすると一部屋がどうしても狭くなるので、オーナー様はベッドを置けるか心配していました。そこで、CGを作る際にはお部屋の正確なサイズを細かく入力して、ベッドを置いた画像でご提案したところ、大変喜んでくださいました

 ――CGでイメージを可視化できれば、提案の幅も広がりそうですね。
 そうですね。お部屋は一度買って終わりではありません。5年後や10年後にこのマンションをどうやって進化させるかを、小さなお子さんをお持ちの方は重視します。
 そこでCGを使えば、さまざまなシミュレーションをしてお客様に喜んでいただけるご提案ができます。

お客様が欲しいと思う情報を届けられる安心計画の技術

――「mitaina」で実現したい、今後の展望についてお聞かせください。
 
サイトをオープンしてまだ2年弱ですが、自分たちが得た情報を当社独自の方法でお客様にお伝えしたいというのは、当初からこだわっている部分です。編集チームのテーマとして「雑誌を見るイメージで物件情報を見られる」というのがありますが、物件の正しい魅力を伝えることを軸に、お客様目線で正確な情報をわかりやすくまとめるのは今後も継続していきたいですね。

――さまざまなVRやCGを駆使した安心計画のサービスが御社のお役に立てばと思います。
 
マンションのお部屋の魅力をすべて伝えきるのは、とても難しいことです。「こんなに良いお部屋なのにこの写真か…」というのは、本当にもったいないですよね。おいしい食材も料理の仕方を間違えるとまずくなってしまうのと同じで、物件の良さを最大限に引き出すためには、安心計画の技術は欠かせないものだと思っています。
室内のVR、家具やリノベーションのCGなど様々なテクノロジーを取り入れて、お客様が欲しいと思う情報を細やかに届けられるサイト作りに取り組みたいですね。
 
――共有計画、ウォークインホーム・プラス、V-Rayを用いて徹底したお客様目線でのサイト運営をしているI-House様の情熱が伝わってきました。
  本日はありがとうございました。